サイトの記事を無断コピーされた場合の対処方法とは?

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パクられても泣き寝入りしない方法とは?

アフィリエイターとして多くのサイトを運用していると、ライバルチェックで他のサイトを見ていて
「あれ、この文章どっかで読んだことあるな・・・」という経験をすることは日常茶飯事であると思います。

そしてよくよく考えてみると・・・・・
「これって自分のサイトの文章がパクられてるやん!!」と気付くことになります。
【アフィリエイターあるある】として経験することの多いサイト内文章の無断コピーですが、今日はこんなときの対処法を紹介していきましょう。
 
 

正しい引用方法とは?

まず、無断コピーについての前に「正しい引用方法とはどういうものか?」というところから確認していきます。
自分のサイト運営でも他サイトの文章を引用する際には、下記の内容に添ってしっかりと引用方法を守りましょう。

一般的な引用の4つの要件

1、引用することの必然性
他人の著作物を引用するからには、どうしても引用しなければ自分の主張ができないのだ、という必然性がなければなりません。
 
2、区分けがはっきりしていること
どこからどこまでが引用部分であるのか、がはっきりしていなければなりません。カギ括弧などで、はっきり区分けしてください。
 
3、主従関係にあること
引用された部分はあくまで付属的なものであり、本文を主とするならば、引用部分は従たる関係でなければなりません。
 
4、出所の明示
引用部分が誰の何という著作物からの引用であるのかを、見やすいように表示しなければなりません。
http://cozylaw.com/copy/wadai/inyou.htm

上記の解説のように相手のサイトの記事がしっかりと引用タグ等(<blockquote>タグ)で表記され、オリジナル記事の割合の方が高く、出所がきちんと表示された正規の引用方法と認められる記事ならば良いのですが、あきらかなコピー記事に関しては、オリジナルのサイト側としては相手側に該当記事の削除を依頼していきたいところですね。
 
 

無断コピーされた場合の対応方法

通常パクられた場合の対応方法としては以下の対応が挙げられます。

1)相手の連絡先がわかる場合・・・
サイト運営者へ直接連絡してクレームを出して削除依頼を行う
 
2)相手の連絡先がわからない場合・・・
相手側サイトの使用しているサーバー会社やブログサービスなどの運営会社に連絡して削除依頼を行う。
 

また、無断コピーされたコンテンツをGoogleのインデックスから削除依頼を行う場合には、下記ページを参考にしてみてください。
https://support.google.com/legal/answer/1120734

https://www.google.com/webmasters/tools/dmca-notice?pli=1&hl=ja
※こちらの通知に虚偽記載があった場合は、申立人に損害賠償責任が課せられることがありますので、削除依頼は著作権侵害が100%確証が持てるときにしましょう。
 
 

相手側への連絡時に行うと効果的な対策

さて、上記の1)および、2)の相手もしくは運営会社に対する連絡ですが、その際に一緒に行うと効果的な対策をご紹介します。
それは自分が公開しているサイトについての

「著作物の存在事実証明」

というものを取得します。

※著作物の存在事実証明とは?
http://www.jca-net.or.jp/sonzai/shomei.html

これは著作者が自己防衛のために著作権登録の目的を補完するものであり、
「あなたによって作られたサイトが、○○年○○月○○日には確かにこの世に存在しました」
という証拠を行政書士と公証人に作ってもらうことです。

著作物の存在事実証明を取得すると固有の番号も発行されます。これは取り扱う行政書士に依頼しないと取得できないのですが、費用は手頃ですし手続きはとても簡単です。自分でも過去に何度もサイトをパクられていますが、記事の無断コピーを発見して連絡したものについては、ほとんどの例において転用箇所を削除してもらえています。

実際に相手側には

・弊社サイトに掲載している記事内容が、御社のサイトに無断引用されていること
・弊社サイトは「著作物の存在事実証明・登簿第○○○号」を取得していること
・公証人・行政書士にて○○年○○月○○日よりその存在について法的準備が完了していること
・上記に基づいて早急に引用箇所の削除を依頼したいということ

上記の内容のメールを送ります。

この「著作物の存在事実証明」は相手側に対して結構なプレッシャーになるようで、
メールを送信してから数時間でページを削除対応してくれた例もあります。

過去に記事の無断コピーをされて困った経験のある方、
また、今後自分のブログやサイトの記事が無断引用をされないか心配という方は、対応策のひとつとして覚えておいてください。

 
 


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