アフィリエイター必携の便利なアクセス解析ツールとは?
アフィリエイターがサイト運用をしていくなかで欠かせないツールのひとつにアクセス解析ツールがあります。
目次
アクセス解析ツールとは?
アクセス解析ツールとは、登録したサイトのアクアス数・検索キーワード・OS・デバイスなど訪問者の様々な情報を解析できるツールです。
アクセス解析とは?
自社のウェブサイトに訪問した人が、「どこから訪れたか」や、「サイト内での行動履歴」、各ページの「ページビュー」や「ユニークユーザー数」などを解析すること。
アクセス解析を行うには、自社のウェブサイトにアクセス解析サービスを導入する必要がある。
アクセス解析サービスを導入すると、インターネットビジネスの効率化に欠かせない、様々なデータを得ることができる。
http://www.okuramkt.com/dic/mkt/log_analyze.html
アクセス解析ツールを自分で作成したサイトに設置しておくことで、
どのサイトにアクセスが集まっているのか?
どんな検索キーワードで訪問者がアクセスしているのか?
PCとスマホではどちらがアクセスが多いのか?
というような様々な情報を得ることが出来ます。
また、アクセス解析のなかでも特に重要な項目が【検索キーワード】です。
サイトへの訪問者の検索キーワードをチェックすることで、実際に訪問者がどんなキーワードで検索してサイトを訪問しているのかが判明します。
ページ数の多いサイトになればなるほど、ロングテールと呼ばれる3語以上の関連キーワード等でのニッチな関連キーワードの検索によるサイト訪問が増える傾向にあります。
ロングテールとは?
ネットビジネスにおいて、あまり売れない大多数の商品の売上が、少数のヒット商品の売上を凌駕する状態のこと。
タテ軸に売上げ、ヨコ軸にタイトル数で表をつくる。
表の左側が売れ筋商品、表の右に進むほど売上げが少ない。この表の右側部分が恐竜のシッポにみえることから、マイナー商品の少ない売上げ部分をロングテールと呼ぶ。
http://goo.gl/YSVAOI
それではこれからおすすめのアクセス解析をいくつか紹介いたします。
アフィリエイトにおすすめのアクセス解析ツールとして、「広告なし」で利用できるアクセス解析ツールをピックアップしてみました。
※2015年8月時点、一部有料ツールあり
Google Analytics(グーグルアナリティクス)
※無料・広告表示なし
Google Analyticsは、Googleが提供する広告が表示されない無料のアクセス解析ツールです。
通常、無料のアクセス解析ツールの場合(i2iや忍者など)、バナー広告が表示されてしまいますが、Googleアナリティクスでは、無料でもバナー広告の表示なしで利用できます。
特徴としては、検索項目が非常にこまかく設定されており、アクセス解析結果を活用してサイトの改善に役立てることができます。
Googleアナリティクスのメリット・デメリット
メリット
・無料で広告が表示されない
・検索項目が細かく分析できる
デメリット
・Googleにサイト情報がすべて筒抜けになる
・管理画面が細かいためわかりづらい
デメリットとしては、Google提供のツールのため、登録したサイトの情報をすべてGoogleに渡すことになるために、SEOを行っているアフィリエイターからは敬遠されています。
また検索項目が多い反面、管理画面が非常に複雑になっていて初心者が利用する場合にわかりづらいといった声も聞こえます。
どちらかといえば、商用向けウェブサイトを管理しているウェブマスターなどにおすすめのアクセス解析ツールです。
Google Analytics(グーグルアナリティクス)
http://www.google.com/intl/ja/analytics/premium/
RESEARCH ARTISAN Lite(リサーチアルチザン ライト)
※無料・広告表示なし
リサーチアルチザンは、サーバー設置型のオープンソースのアクセス解析ツールです。無料でダウンロードして自由に使うことができます。こちらもGoogleアナリティクスと同様に無料で広告表示なしで使用することができます。
リサーチアルチザン ライトのメリット・デメリット
メリット
無料で広告表示なしで使用できる
デメリット
サーバー設置型のアクセス解析ツールのため、ある程度の知識が必要で初心者の方には設置が難しいかもしれません。
RESEARCH ARTISAN Lite(リサーチアルチザン ライト)
http://lite.research-artisan.net/main/
Yahooアクセス解析
※無料・広告表示なし
無料で広告なしで使用できるヤフーが提供するアクセス解析ツール。Googleアナリティクスに比べると機能は少ないがシンプルでわかりやすい設計になっている。
「Yahooアクセス解析」のメリット・デメリット
メリット
・無料使えて広告表示なし
・サイトは複数登録可能
デメリット
・上限は月間1億PVまで
・Yahooアクセス解析の利用には、YahooビジネスIDの登録が必要になる。
※Yahoo! JAPANビジネスIDとは?
ヤフーでPPC(Yahoo!プロモーション広告)を運用する際などに使っているアカウントと同じです。こちらは個人事業主だけでなく個人の方でもアカウント作成することは可能です。
Yahoo! JAPANビジネスID(以下ビジネスID)は、Yahoo! JAPANが提供する企業向けのサービスやツールを利用するためのIDです。ID発行・管理システムの「Yahoo!ビジネスマネージャー」(以下ビジネスマネージャー)のログインや、Yahoo! JAPANが提供する企業向けサービスやツールのご利用、購入などの際に必要です。ビジネスIDは、従業員1人につき1つずつ発行されます。発行は無料です。また、ビジネスIDの発行数に制限はありません。従業員(ビジネスID)追加の際も、料金はかかりません。
http://goo.gl/xquQOX
Yahoo!JAPAN アクセス解析
http://analytics.yahoo.co.jp/
Ptengine
※無料・広告表示なし
ヒートマップで解析できるアクセス解析ツール
月間25,000PVまでなら無料で使用することができるアクセス解析ツールです。無料で使用でき広告バナー表示などもありません。
ヒートマップを活用してサイト内のユーザーの動向を詳しく分析したいアフィリエイター、ウェブマスターにおすすめのアクセス解析です。
ヒートマップとは?
ヒートマップはユーザーのサイト上でのアクションの大小をサーモグラフィーで表す機能です。
よく見られたり、クリックされている場所は赤くなり、逆に見られなかったり、クリックが少
ない場所は無色だったり青色になったりします。
Pt engine ではクリックのされた回数でのヒートマップである「クリックヒートマップ」とよく
閲覧されていたエリアを表す「アテンションヒートマップ」の2つがあります。
https://goo.gl/kg73at
Ptengineのメリット・デメリット
メリット
・無料で広告表示なしで使える
・ヒートマップでユーザーのサイト内での動きが見える
デメリット
・月間25,000PVまで無料なのでアクセスの多いサイトだとすぐに上限になる
Ptengine
http://www.ptengine.jp/
ゆずまるカバーG
※有料ツール
無料アクセス解析ツール「リサーチアルチザン」をベースに、不足部分のデータを解析できるようにしたアクセス解析ツールです。
ゆずまるカバーGでは、リサーチアルチザンでは出来なかった
・複数サイトの管理
・サイトごとのキーワード
・ページごとの滞在時間
・ページごとの訪問経路
などの機能がカバーされています。
ゆずまるカバーG
http://yuzumaru-cover.yuzumaru.mbsrv.net/
Group-Analyzer(グループアナライザー)
※有料ツール
複数サイトの管理に便利なサイト量産型アフィリエイター向けのアクセス解析ツールです。
グループアナライザーは複数サイトの管理に便利なアクセス解析です。
複数サイトの1ページでの一覧化、
サイトの並び替えやグループ化機能で手持ちの複数サイトを見やすいように管理することができます。
グループアナライザーもリサーチアルチザンと同じくサーバー設置型のアクセス解析ツールですが、リサーチアルチザンほど設置方法が複雑でないため、おそらく初心者の方でも簡単に設置することが出来ると思います。
動画確認済みサーバーは、エックスサーバー(推奨)、ロリポップ(チカッパプラン)、さくらサーバー(スタンダード)です。注意点としては、サーバーの動作環境がPHP5以上になっていることを確認してください。
グループアナライザーのメリット・デメリット
メリット
・設置が簡単に出来る
・複数サイトの管理に便利
デメリット
・推奨サーバー以外のサーバーだと設置がうまくいかないことがある。
・サポートのレスポンスが悪いかも
Group-Analyzer(グループアナライザー)
※現在、販売ページは閲覧できますが決済先がリンク切れになっているようです。
購入希望の方は販売再開まで待ちましょう。
http://group-analyzer.com/
また、グループアナライザーには上級クラスのプレミアム版もあります。
こちらは通常のグループアナライザーの機能に加えて、
・広告ごとのクリック数の計測
・サイトの検索順位の取得
などの機能が追加されています。
広告のクリック数の管理から最適化をしっかり行いたいアフィリエイターにはおすすめのアクセス解析です。
Group-Analyzer Premium(グループアナライザー プレミアム)
※現在、販売ページは閲覧できますが決済先がリンク切れになっているようです。
購入希望の方は販売再開まで待ちましょう。
http://www.ga-prm.biz/
その他のアクセス解析ツールには、
i2iアクセス解析ツール
http://acc.i2i.jp/
忍者アナライズ
http://www.ninja.co.jp/analysis/
などの無料アクセス解析ツールがありますが、これらのアクセス解析ツールの場合、バナー広告が表示されるため、スマホでのアクセスが多いサイトなどで使用する場合には注意が必要です。
その他の注意点としては、複数のサイトを管理する量産型アフィリエイターの場合、すべてのサイトを一つのツールだけで管理するのではなく、できれば複数のサイトごとにいくつかのアクセス解析ツールで管理した方がリスクヘッジになります。
本当はすべて同じアクセス解析タグで管理した方が簡単で便利ですが、以前アクセス解析タグの使い回しから発見されたのか、ペナルティを受けたサイトから紐づけで全ペナを受けた話を聞いたので、分散できるところは分けておいた方が良さそうです。
アクセス解析ツールは、無料で使えるツールから有料ツールまで様々なツールがあるので自分にあった使いやすいツールを選ぶといいですね。