【SEO】バックリンク調査に便利なツール
アフィリエイトを行う場合、最近の傾向としては「ホワイトハットかブラックハットか?」
という議論が度々交わされることがあると思います。
ホワイトハットは、自作自演のリンクを送る行為をしない、いわゆるパワーサイトなどのコンテンツ重視のサイトを構築していく手法として一般的には呼ばれています。
この手法の一般的なやり方としては、新規ドメインからサイトを立ち上げ、1ページ最低でも2000文字以上からなる濃いコンテンツを詰め込み、サイトのページ数を増やして、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアからも自然なリンク獲得を目指していきます。やがてサイトの立ち上げから半年~10か月経過後くらいには、Googleからのドメインの評価が高まり、検索エンジンやソーシャル等のアクセスからの流入を期待するという流れになります。
※ホワイト手法の場合、新規ドメインの立ち上げからドメインが評価されて検索エンジンからアクセスが多く流れてくるようになるまで、大体8か月以上かかると言われます。
一方、ブラックハットと呼ばれるSEO手法は、中古ドメインを用いて、過去の運用履歴から評価の高いドメインを探してサイトを構築して、尚且つ自作自演のリンク操作を行いながら狙うキーワードでの検索エンジンでの上位表示を狙う手法です。今日は上記で触れた中古ドメインを探すときのバックリンクの調査において役に立つ便利なツールを紹介していきます。
目次
バックリンク調査に便利なツール
アフィリエイターやSEOコンサルタントなどにとっては、バックリンク調査は日常的に行っている作業ですが、一体どうやってバックリンクを調査していくのか説明します。
その前にまず「バックリンク」とは何か?ということから解説していきましょう。
・バックリンクとは?
バックリンクとは、主にSEO(検索エンジン最適化)で用いられる用語で、あるWebページに向けて、他のWebサイトから設置されたリンク(ハイパーリンク)のことである。
代表的な検索エンジンの一つであるGoogleは、「良質なWebページから参照されているWebページは、また良質なページである」という発想から出発し、ページランクの仕組みを導入したと言われている。GoogleやYahoo!などの主要な検索エンジンが、Webページを評価するための指標としてバックリンクの情報を利用しているとされる。
http://www.sophia-it.com/content/backlink
ブラックハット手法のSEO対策の場合、中古ドメインの利用は今でも有効です。
その場合、中古ドメインを入手するには、有料の中古ドメイン販売サービスを利用するか、ツールなどを使って自分で中古ドメインを探していくことになります。その際に、中古ドメインを取得する指標となるのがバックリンクの数値です。ページランクなどの指標もありますが、より詳しく調べていくにはバックリンクの調査は必須です。
また、バックリンク調査は、中古ドメイン取得時だけに関わらず、ライバルサイトのSEOを調べるときにも重宝します。
狙うキーワードで上位のサイトのSEO対策を調べるには、そのサイトのバックリンクを調べてみるのが早いです。
・どんなサイトからリンクをもらっているのか?
・中小検索エンジンへの登録はあるのか?
・総被リンクが何本で、実被リンクを何本もらっているのか?
・被リンク元となるサイトのドメインのパワーはどれくらいなのか?
・リンク元のページランクはどれくらいなのか?
といった細かいところまで調べることが可能になります。
そこで今日は人気のあるバックリンク調査に使えるサービスを紹介します。
※有料サービスの場合、無料では機能制限ありで使用することができます。
人気のSEO調査ツール各種
Ahrefs
https://ja.ahrefs.com/site-explorer
データベースの更新が即時反映ということもあり、
集計されるデータの正確性に高い評価を得ています。
月額79ドル データベース更新:即時反映
Majestic
https://ja.majestic.com/
バックリンクの検知数が多いのが特徴です。
ただしなくなっているリンクも拾っているため注意が必要。
月額:49ドル データベース更新:1時間単位
Open Site Explorer(MOZ)
https://moz.com/researchtools/ose/
フィルタリングが厳しいので検出するリンク数は少ない傾向。
DomainAuthorityなどMOZ独自の指標を確認することができます。
月額:99ドル データベース更新:月1回
123アナライザー(123エクスプローラ)
http://www.123analyzer.jp/
IP分散サーバーで知られる123サーバーが提供しているサービス。
最安値のシルバーコースが2,980円ですが、無料でも使用することができます。
無料の場合は、解析ドメインが1時間に10回まで、被リンクの詳細確認は1回5件までとなっています。
データ元がMajesticなので、検出されるデータ数が多いが、直近30日間と限定して検索することも可能。無料でとりあえずバックリンク数だけ調べたいという場合におすすめします。
データベース更新:1時間単位
SEO調査ツールのまとめ
人気の被リンク調査ツールを紹介していきましたが、データの正確性と更新度の高さから、迷ったらAhrefsをおすすめします。
ただし月額79ドルという金額(1ドル120円換算だと9,480円)が、これからアフィリエイトで稼ぎたいというアフィリエイターにはネックになるかもしません。
Ahrefsは無料でも使用できますが、利用制限がかかり被リンク元の詳細な調査ができません。
そのため無料でバックリンク数だけ調べたいというのであれば、123エクスプローラを使用すれば1時間に10回までは使用することができます。
様々なSEO調査ツールを上手に活用して
バックリンク調査・中古ドメインの取得に役立ててみてください。