アフィリエイトで最も大事なキーワードの考え方とは?【基礎知識編】
アフィリエイトに取り組むうえでやるべき作業といえば、サイトのデザインやドメイン選定、SEO対策、記事作成など様々なジャンルに及びます。その中で一番重要なものといえば何だと思いますか・・・・?
それは「キーワード選び」です。
例えば、シリウスや賢威といった優れたツールを使用してどんなに綺麗なサイトをデザインしても、また、ページランクの高い良質な中古ドメインを手に入れたとしても、このキーワード選びを間違っていては、なかなか報酬発生に繋がらないと言えるでしょう。
ではどうすれば良いのか?
アフィリエイトで最短で稼いでいくためには、始めに「キーワード選び」の基礎知識を身に付けてください。
まずは「キーワードとは何か?」から解説していきたいと思います。
目次
キーワードとは?
キーワードは、サイトへの訪問者がある一定のニーズ(意図)を持って検索結果を表示するために検索エンジンに入力することを指します。
“意図”を持って検索するということは悩みを解決したり、情報を得たいといった欲求が内包されているということです。
その欲求の強さを考えてキーワードを選ぶことで、商品が少ないアクセスでも売れていくということがおきます。
つまり、商品選びとキーワード選びがうまくなれば、SEOをやるだけで稼げるということになります。
関連キーワードとは?
関連キーワードは、軸となるキーワードと一緒によく検索されるキーワードのこと。サブキーワードと言われたりもします。
例えば、「プロミス」というキーワードの場合、プロミスのみではなく、“プロミス atm” “プロミス 店舗” など、 atm、店舗を一緒にして検索されています。
この場合、 “atm”“店舗”が関連キーワードとなります。“プロミス”1語では見えてこない検索者のニーズも、関連キーワードが入ることで検索者の意図が具体的になってきます。
また、アフィリエイトでは、メインキーワードのみでライバルサイトがSEOの強い場合、関連キーワードを含めたサイトを作る選択肢にもなります。
先ほどの例で言えば「プロミス」一語のみでは、検索結果が公式サイトや大きなポータルサイトばかりで、競合サイトのSEOが強すぎる場合には、“プロミス atm” “プロミス 店舗”などの関連キーワードを狙うキーワードに設定して、サイトを作っていくということになります。
キーワードとアクセス数の関係
キーワードはそれぞれに検索される回数に違いがあり、各サイト・ページでそのパイを奪うための施策が内的SEOおよび外的SEOといえます。
月間平均検索数は例えば、脱毛:200,000 車査定:42,000 キャッシング:120,000のように、それぞれのジャンルへのニーズの強さで数が上下します。
脱毛 口コミ:31,000 車査定 相場:4,100 キャッシング 審査:21,000のように、関連キーワードがつくことでニーズが枝分かれし、検索数が減っていきます。
これが検索数のルールであり、サイトやページヘのアクセスの上限でもあります。そして、検索数により近いアクセスを集めるために必要になるのが、内的外的SEOの施策によって検索上位にサイトやページを表示させることです。
まずはニーズの強さをベースとした稼ぎ方で成果とSEOスキルを得つつ、将来的に、ニーズとアクセスの両面から稼げるようになっていきましょう。
検索数の上限を取り払う力、広げる力
1月は初詣、2月はバレンタイン、3月は引越し、4月は入学式のように、時期・季節が来ることによって一気に検索数が増えるキーワードがあります。
この他にも、「ウォーターサーバー」のように大きな出来事を境に検索需要が伸びるものや、「家庭用脱毛器」のように広告戦略や、同種の商品の出現で検索が伸びるものもあります。
出来事は予測不能な部分が大きいですが、広告戦略は普段の情報収集からも見ていけます。こういった世間の動きを意識した、商品・キーワード選びもできるようになっていきましょう。
最近では、流行りのニュースやキーワード等を活用してアフィリエイトを行う「トレンドアフィリ」という手法が人気でしたが、この手法は突発的な流行りのキーワードを逃さないことで、報酬につなげているアフィリエイトです。
キーワードの種類によるメリット・デメリット
商品名・作者名・会社名などの固有名詞のキーワード
特徴:サイトのアクセス数が少ないが、ニーズが強く成約率が高い
・メリット
SEOが比較的簡単(キーワードによるが) → 結果の出るまでが早い
サイトが作りやすい → 情報を知っている人達なので細かい説明が不要。
・デメリット
広告の終了と一緒にサイトの役目も終了 → その時点から報酬はなしになる。
固有名詞を含まない1語、2語のキーワード
特徴:サイトのアクセスが多いが、ニーズが弱く成約率が低い傾向
・メリット
広告が終了しても大丈夫 → 広告を貼り替えながら安定して稼げる
・デメリット
悩みの情報をまとめる力と商品を結びつける力が必要 → SEOに時間がかかる場合がある
→ 競合サイトが強くSEOスキルが必要。また、直接商品名を検索したアクセスではないため、サイト内のコピーライティングで商品を買わせる力が必要になる。
SEO的なキーワードの使い方の基礎
稼ぐために必要なキーワードの配置場所
キーワードには、HTMLソース内のタグなどで必ず配置をしなければいけない場所があります。詳細は、サイト作成や内的・外的SEOなどでも今後触れていきますが、重要な内容なのでここでも簡単に触れておきます。
サイト(ページ)タイトル
キーワードから入れていく(左側に入れる)
h1タグ
狙うキーワードのみを入れる
サイトの文章内
キーワードを若干意識して文章内に配置する
metaキーワード
狙うキーワードを半角カンマ区切りで入れる(3~5つ程度でOK)
metaディスクリプション
キーワードを入れてサイト(ページ)の紹介文を作る。
※ここは検索結果に表示される文章なので、狙うキーワードを含めて検索者の興味を惹くような文章にすると良い。
アンカーテキスト
基本的に「狙うキーワード」ズバリを入れていく。ただし同じキーワードばかりだとスパム判定を受ける場合がある。そのため、「狙うキーワード」ズバリだけでなく、似たようなキーワードを入れたり、「詳細はこちら」「http://~」のようにアンカーテキストを分散させることも必要になってきます。
このあたりのアンカーテキストの割合はどのくらいがベストなのか?ということについては、Googleのアルゴリズムで時期により変わる場合があります。
キーワードの基礎のまとめ
キーワード = 検索者のニーズで、このニーズを読む力が重要
基本的に文ではなく、助詞・助動詞を抜いた単語の組み合わせで考える
検索者のニーズは、関連キーワードを含むことで具体的になる
商品名・作者名・会社名などの固有名詞のキーワードは、SEOが比較的簡単で結果が出るまでが早い
固有名詞を含まない一般名詞のキーワードは、広告が終了しても他の商品に切り替えることで報酬ゼロを防ぎ、安定して稼げる
キーワードは重要な箇所に正しく設置することで結果に繋げられる
これからアフィリエイトを始めようという人は、このキーワードの基礎を頭に叩き込んで忘れないようにしましょう。
一見、ライバルサイトの強そうなジャンル・商品であっても、2語・3語の複合キーワードの狙い方よっては、ライバルのいないブルーオーシャンが広がっていることがよくあります。
キーワードを考えるうえで大切なのは、検索者の気持ちになること。そのためにターゲットユーザーを考えるのはもちろんのこと、さらに深くペルソナ(架空のターゲットユーザー)を設定するのもいいでしょう。
例えば、このアフィリエイトする商品を検索する人は「一人暮らしの20代後半のOLで、いつもの悩みは○○○で、最近では○○○にも興味を持っている。実家には、定年間近の父親とパート務めの母親、大学生の妹いる。」という設定をしてみます。
そこから商品に繋げて、どんなときに興味を持つのか?どんなときに友達と商品について話すのか?といったことを、深く掘り下げて考えていくことがペルソナ設定からのキーワード探しになります。
こんな風に商品を使う人、検索する人のことを深く考えていくと、思わぬキーワードが浮かんだりします。キーワードを考えるときにぜひ一度やってみてください。